- XMを使うのはメリットしかないのか?
- XMデメリット8選
- XMをおすすめできない人
海外証券業者は日本の証券会社と比べて、
- ゼロカットがある
- 日本の証券会社の税金20.315%に比べて、海外証券の税金は累進課税が適用され、最大55%ある
- レバレッジが高い
の3つの大きな特徴があります。
特にゼロカットがあることから安全に投資を行う上で、海外証券業者を利用しようという投資の上級者は多いです。海外証券業者の中でも、最も人気が高いのが、XM。多くの日本人トレーダーがXMを使っています。
しかし、本当にXMは使いやすいのでしょうか?
XMには、いいところがたくさんありますが、デメリットにも向き合う必要があります。
人気だから使うという盲目的な使用を避けて、トレードの目的に沿った海外証券業者を探すことが、大事なお金を資金運用する際に大事なことです。
今回は、XMのデメリット8選をご紹介します。
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デメリット1【スプレッドが広い】

XMのスプレッドが日本の証券会社と比べても広いことはもちろんのこととして、他の海外証券業者を比べると少し広いことが言われています。
海外証券業者14社のスプレッドの比較表
海外証券業者 | USD/JPY | EUR/JPY | EUR/USD |
XM Trading | 1.5 | 2.3 | 1.6 |
AXIORY | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
BigBoss | 1.6 | 2.2 | 1.8 |
Titan FX | 1.3 | 1.7 | 1.3 |
IS6FX | 1.6 | 2.3 | 1.5 |
Gemforex | 1.5 | 1.6 | 1.5 |
EXNESS | 1.1 | 1.9 | 1.0 |
iFOREX | 1.0 | 1.4 | 1.0 |
Tradeview | 1.8 | 2.2 | 1.6 |
Millton Markets | 1.5 | 1.5 | 1.5 |
Genetrade | 1.4 | 1.9 | 1.4 |
Land FX | 0.8 | 1.5 | 0.9 |
FXGT | 1.6 | 2.2 | 1.6 |
Hot Forex | 1.7 | 1.6 | 1.2 |
全業者平均値 | 1.41 | 1.84 | 1.38 |
メジャーな通貨ペア、USD/JPY・EUR/JPY・EUR/USDの3つを比べてみましたが、XMのスプレッドは、全業者の平均値を3つの通貨ペアのいずれも上回っています。
ゼロ口座のスプレッドも高い
確かに、通常の口座よりはスプレッドは狭いのですが、XMのゼロ口座は取引手数料が高いため、やはり他社よりもスプレッドは少し広いです。
スプレッドの狭い業者で取引したい場合は、スプレッドの狭さを売りに運営している海外証券業者があるのでそちらを選びましょう。
ただし、スキャルピングを行いたい場合は、業者によっては禁じられており、出金停止・口座凍結などのリスクもあるため、よく規約を読むようにしてください。
ボーナスによって実際のスプレッドは0.7マイナスされる
スプレッドの比較だけすると、確かにXMはスプレッドが広いのですが、XMは取引ボーナスが、1ロット(10万通貨)ごとに最大700円のポイントを得れるため、実際のスプレッドは、表記上より0.7低いという見方ができます。
ボーナスの多さはXMの魅力1つとなっており、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど様々なボーナスで取引をサポートしてくれます。
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デメリット2【ほとんどの通貨ペアでマイナススワップが発生する】

XMは、ほとんどの通貨ペアでマイナススワップが発生するという大きなデメリットがあります。
しかも、土日にスワップポイントが発生しない分、水曜日に3日分のスワップポイントが発生するため注意してください。
トルコリラや南アフリカなどのスワップ運用メインの一部の高金利通貨は、さすがにプラススワップとなることが多いのでご安心ください。
XMでは原油に限り、スワップポイントが0というメリットもあります。
スワップポイント狙いでトレードをする人は少ないですが、スワップポイントもマイナスになるのは無理!という方はGEMFOREXがいいかもしれません!
GEMFOREXでは定番の通貨のスワップポイントがプラスなので、1週間くらいポジション放置でも問題はないです。デイトレードはXMを利用して、少し長めのポジションはGEMFOREXを利用するなんてこともできますね。
マイナススワップに対する対策
XMで取引をする場合は、デイトレードを行い、取引を1日以内で完結させれば、マイナススワップは付きません。
スワップポイントで資産運営をしたいという人の場合は、日本の証券会社の方が優秀なのでそちらをおすすめします。
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デメリット3【信託保全ではなく分別管理をしている】

信託保全ではないと聞くととても大きなデメリットだと思う人も多いと思います。
XMのみならず、海外証券会社のほとんどは信託保全ではなく、分別管理をしている現状があります。信託保全ではないということは、会社が倒産したときに、預けたお金が返ってくるとは限らないということです。
しかし、XMは分別管理しており、顧客資金に対して、最大100万ドル(約1億1000万円)までの保証を設けています。
海外証券業者は、資金保証が一切ないことも多いため、信託保全ではないとはいえ、ある程度の保証がされるXMは安全であり、人気の理由となってます。
XMの分別管理先の銀行は?
日本の場合は、顧客の資金は英国4大銀行の一つであるパークレイズ銀行に分別保管されています。
バークレイズ銀行は、大手の銀行であり、リスク管理や安全性は高いため、分別保管先の銀行としては、信頼性は高いといえるでしょう。
デメリット4【仮想通貨でトレードできない】(2022 年5月再開)

2019年に仮想通貨の取引が停止となって以来、XMでは仮想通貨の取引が行えません。
2022年5月にXMでは仮想通貨の取引を再開しています!
以前は仮想通貨で取引できるということで注目を集めていただけに惜しいところです。仮想通貨の価格は現在でも上がり続けており、続々と新しい仮想通貨が出現しております。
時代の流れに乗っている仮想通貨取引が行えなくなってしまったのはデメリットといえるでしょう。
仮想通貨は、ボラティリティが高く、ハイリスクハイリターンなため、XM以外(FXGTなど)で仮想通貨を取引したいという方は、注意して取引してください。
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デメリット5【証拠金残高によってレバレッジに制限がかかっていく】

日本の証券会社の場合は、法律により最大25倍とされているため、トレーダーが海外証券業者を使う理由としてはレバレッジが高いからという理由が圧倒的に多いのです。
レバレッジが高ければ、元手の資金が少なくても、大きな取引ができるという魅力的な点があります。
しかし、XMは、証拠金残高が増えていくと、最大レバレッジに規制がかかるようになっていくのです。
証拠金残高と最大レバレッジの規制を、下の表にまとめました。
証拠金残高(1ドル=100円想定) | 最大レバレッジ |
500~2,000,000円 | 888倍 |
2,000,001~10,000,000円 | 200倍 |
10,000,001円以上 | 100倍 |
証拠金残高が200万を超えていくと、最大レバレッジが888倍から200倍に落ちてしまいます。
逆にいえば、少ない資金でもレバレッジによって大きな資金に増やすことが可能ともいえますね。
最初から、大きな資金で取引したい人の場合は、888倍の恩恵は受けれないかもしれませんが、日本の証券会社で取引する場合は25倍なので、100倍であっても日本の証券会社と比べたら4倍も大きく、メリットはあります。
レバレッジの大きさによるデメリットもある
レバレッジが大きければ、日本の証券会社で取引したときに比べ、負けた時の損失は膨大なものとなります。
確かに、レバレッジを自分で調整できるのは利点に思えるのですが、負けてしまった時に感情的になって、高いレバレッジで取引してしまい、借金を背負うことになるということもありえます。
海外証券業者はゼロカットがあり、日本の証券会社と同様にロスカットがあるため、証拠金維持率が下がると、強制的に会社側によって自動決済され、追加で資金を入れない限り取引ができない状態になります。
投資で借金するリスクは、日本の証券会社と比べてもはるかに低いのですが、自ら他の金融機関などでお金を借り入れた場合まで防ぐことはできません。
そんなことするわけがない、と思う人ほど注意しなければならないのが投資の怖さです。
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デメリット6【法人口座を開設できず、税制面のデメリットがある】

法人口座を開設できないのは、税制的にかなりのデメリットがあります。
日本の証券会社で取引を行う場合は、税率は20%ほどですが、海外証券業者を利用した場合は、累進課税が適用され、最大55%となっています。
利益が900万を超えると、税率は33%となり、法人税率の23.2%を超えるため、本来ならば利益が900万を超えた時点で法人化を検討すべきです。
加えて、法人化した場合は、経費として申告できる範囲も個人よりも広がります。しかし、XMでは法人口座を開設できないため、デメリットとなります。他の2点ほど法人口座のメリットがあるのでご紹介します。
法人化のメリット1【損益通算の対象が広い】
法人口座では、FX取引だけではなく、会社が行っている他の事業の収益も合わせて、損益通算が可能です。
個人の場合は、同じ税区分に当たる「雑所得・総合課税方式」に分類される項目でのみ、損益通算ができないため、法人口座を開設できないことはデメリットとなります。
法人化のメリット2【最長10年間の損失繰越ができる】
法人口座では、最長10年の損失繰り越しができます。
個人口座では、損失の繰り越しが行えないため、XMが法人口座を開設できないことは、デメリットとなります。
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デメリット7【一定期間利用しないと口座維持費が発生してしまう】

XMは通常口座維持費は無料なのですが、以下3つの条件が揃うと、毎月5$の口座維持費が残高から引かれていきます。
- 口座残高がある
- 90日間取引を行っていない
- 90日間入出金を行っていない
口座残高をすべて引き出してしまうことで、口座維持費は発生しなくなります。
休眠口座を防ぎたい場合は、90日間の間に1度でも取引や入出金を行うことで防ぐこともできるので、忘れずに行ってください。
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デメリット8【トレードで出した利益を銀行送金がメイン】

XMでは、2022年現在、5つの出金手段があります。
- 国内銀行出金
- クレジットカード(VISA)
- Bitwallet
- STICPAY
- BXONE
の5つです。
ただし、XMでトレードで出した利益を出金できるのは国内銀行出金だけです。後の4つの出金手段は、入金したお金を引き出す場合のみ使えます。
実質的には、国内銀行出金以外の出金手段はないということですね。
銀行出金の送金手数料が高い
国内銀行送金の場合のXMの出金手数料は無料なのですが、中継銀行の送金手数料に約2,500円がかかってしまいます。
しかし、XMだけではなく、海外証券会社は全て同様に手数料がかかります。
XMの場合は、出金額が40万以上になりますと、約2,500円の出金手数料をXMが負担してくれるので嬉しいところですね。
XMをおすすめできない人とは?

XMをおすすめできない人は以下の3つとなります。
仮想通貨をトレードしたい人- 法人口座でトレードしたい人
(XMでは2022年5月から仮想通貨取り引きを再開)
XMはスプレッドが狭いため、スキャルピングなどを行う人には向きません。
デイトレード・スイングトレード・ポジショントレードを行いたい人にはXMはおすすめできます。
仮想通貨でのトレードもXMではできず、法人口座も運用できません。
XMは、初心者から中級者向けの海外証券会社と言えます。
高いレバレッジを活かし、ある程度の資金を形成したのちに、仮想通貨の取引や税制対策を行うといいでしょう。
信頼性と安全度、約定スピードの速さなどはXMでは高水準であり、投資をこれから行おうという人や、ゼロカットを活かして安全に投資を行いたい人、レバレッジを活かして少ない資金から取引をしたい人などにXMはおすすめです。
海外証券業者は、XMにもさまざまにあり、特徴がそれぞれ随分異なるため、事前に調査し、自分に合った海外証券業者を選びましょう。

オススメ度 | |
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設立 | 2009年 |
最大レバレッジ | 888倍 |
ボーナス有無 | あり |
日本語対応 | あり |
追加口座 | OK |

オススメ度 | |
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設立 | 2010年 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ボーナスの有無 | あり |
日本語対応 | あり |
追加口座 | OK |

オススメ度 | |
---|---|
設立 | 1996年 |
最大レバレッジ | 400倍 |
ボーナス有無 | あり |
日本語対応 | あり |
追加口座 | なし |